終活のコラム
自然葬について。ご遺骨をパウダー状にして散骨します。
供養の方法も「お墓」だけではなく、「納骨堂」へ収蔵される方や手元供養、合同墓、自然葬なども増えてきています。せっかく立派なお墓があっても、様々な理由でお参りになかなか行けてないことで、ネガティブな感情を持ってしまっては元も子もありません。
故人さま(ご先祖さま)に、いつでも、どこにいてもお気持ちを寄り添えられるよう家族構成やライフスタイルを考慮したうえで、現在のお墓をどのようにするのがベストか今後の「供養のあり方」を見つけるお手伝いをしております。
改葬の手続きは、墓地、埋葬等に関する法律に定められており、自分のお墓であっても手続きなしに遺骨を持ち出すことはできません。
ご遺骨の管理継承や、費用などの問題からお墓や納骨堂に収骨しない選択も一般化してきてることで
「海」「山」「樹木」「宇宙」など自然へ還す【散骨】という供養方法を検討される方も増えています。
Q:散骨とは?
A:散骨は、遺体を火葬して遺骨となったものを粉骨してパウダー状になったものを、故人の思い入れのあった場所などに撒くことを指します。
(注)「埋める」ことはしません。きちんと粉骨せずに遺骨のままで放置した場合には、刑法190条(死体損壊等)に抵触する恐れがあります。
Q:散骨するのはどういう場合?
A:故人の遺志に沿って「お墓に入りたくない」「私の遺灰は海に撒いてほしい」等といった生前からの希望があった場合に、選択されることが多いです。
Q:どこにでも散骨できるの?
A:粉骨(パウダー状にした骨)であれば、散骨行為自体を禁止する法律は、2023年現在日本には存在しません。
お骨を粉砕すれば、どこに撒いても違法とはなりませんが、自治体の条例などで規制しているところもありますので、きちんと確認し周囲の迷惑にならないように配慮する必要はあるでしょう。
(参考:http://www.rilg.or.jp/htdocs/img/reiki/127_sankotsu.htm)
ムーンデライトでは「粉骨」を承っております。
ご遺骨を墓じまいでお墓から取り出した場合は、先ず洗浄と乾燥を行ないます。
その際に、ご遺骨と混在する土や金属類を手作業で丁寧に分別します。
綺麗にご遺骨だけの状態にした上で、まずは手作業で大まかな粉骨を行います。
最後の段階として、専用の機材を用いて均質なパウダー状に仕上げていきます。
粉骨が完了したご遺骨は、ご希望に応じて真空パックや水溶性袋への収納しお渡しいたします。
刃物を使わない粉骨もございます。
ご遺骨を粉骨する際に使用する機材には専用の刃先がついております。
故人様への想いから、刃物を使用することを避けたいといったご要望をいただくこともございます。
その際には、刃物を使用しない手作業粉骨をご提案させていただき、ご遺族様の想いを第一に、心に寄り添った粉骨サービスを目指してまいります。
【六価クロムの無害化処理を通して環境負荷を低減】
ご遺骨には火葬の際に生成された六価クロムが含まれている場合がございます。
自然散骨の場合は、六価クロムの含有値を測定したうえで還元剤を使用し無害化処理を行います。
故人様の想いを叶える自然葬だからこそ、環境への配慮が重要だと考えております。
moon delight ムーンデライト
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